¡Hola!
どうも。たろう(@v_varentaro)です。
2017年4月5日にスペインのワーキングホリデー制度が決定しました。
4日から来日されているフェリペ6世国王王妃両陛下とともに、アルフォンソ・ダスティス・スペイン外務・協力大臣も来日。日本の岸田外務大臣と「ワーキングホリデー制度の協定」の著名を行いました。
参考: 日・スペイン・ワーキングホリデー協定の署名(外務省)
話題沸騰のスペイン・ワーキングホリデーなんですが、概要を調べてみました。対象年齢は何歳なのか? ビザは無事に下りるのか? スペインに仕事はあるのか? 必要な申請書類と提出方法についても紹介します。
それではどうぞ。
目次
ワーキングホリデー制度とは?
ワーキングホリデーとは、日本と対象となる国の間での、相互理解を促進することを目的とされている制度です。
今回のスペインの場合では、日本とスペインの若者を対象に、それぞれの暮らしやライフスタイルを知ること、文化に触れることが主となります。
ワーキングホリデー期間中は、働き口を見つけて働いてもいいし、学校に良いし、遊び尽くしてもいい。つまり、個人の自由な訳です。あなたならどのように過ごしますか?
「スペイン・ワーキングホリデー」及び「スペイン・ワーキングホリデービザ」について
2017年6月29日現在で、「スペイン・ワーキングホリデー制度」及び、「スペイン・ワーキングホリデービザ」で決まっていることをお知らせします。
以下から、詳細をチェックしてみてください。
スペイン・ワーキングホリデービザの有効期間は?
スペイン・ワーキングホリデービザは、入国から1年間となっています。滞在の目的は休暇として過ごすが主です。しかし、ワーキングホリデーは休暇だけでなく、スペインの法令にしたがって就労が可能です。
スペイン・ワーキングホリデービザの申請条件
2017年6月28日に詳細が決定しました。すでに書類なども、在日スペイン大使館から取得可能です。
東京都のスペイン大使館領事部において、必ず本人が申請手続きを行うようになります。
- 日本国籍を所有し、かつ日本在住である
- 査証申請時に18歳以上、30歳以下である
- 被扶養者の同伴はなし
- 有効なパスポートを所持すること
- 帰国のための切符、またはそのための充分な資金がある
- スペイン滞在には当初3ヶ月間に生計を維持するための、月ごと最低532.51ユーロが必要。合計で1,597.53ユーロ相当の資金を所持すること(3ヶ月合計で最低1597.53ユーロ。日本円で約204,596円。(1ユーロ128円計算)
- 健康であることを示す医療診断書が確認できる
- 犯罪経歴を有しない申告ができる
- 滞在終了時にスペイン出国し、かつ、滞在中に在留資格の変更をしないこと
- 過去にスペインワーキングホリデービザを発行していないこと
- スペインに入国後は1ヶ月以内に住む市町村で住民届け(EMPADRONAMIENTO)を提出
以上が申請ができる条件です。ちなみに在日スペイン大使館では海外旅行保険に加入することも勧めています。
詳しくはホームページを御覧ください。必要な書類などの申請書に関しては、在日スペイン大使館のホームページからダウンロード可能です。
募集人数は?
気になるのが「募集人数枠」です。どのくらいスペインワーキングホリデービザに枠があるのでしょうか?
募集人数は、2017年は250人。2018年からは500人とのこと。
参考:España y Japón comienzan a tramitar visados “Working Holiday”
参考:Programa Working Holiday entre España y Japón
以下の動画でも確認ができます。
スペイン・ワーキングホリデービザ申請書類まとめ
スペインワーキングホリデービザを申請するための書類をまとめてみました。ビザ申請に必要なものは14点です。
- 査証申請書
- 写真(5×3.5)1枚
- パスポート
- パスポートコピー1部(ビザ申請書に貼る)
- 住民票(発行から90日以内のもの)
- 1年オープンの往復航空券の予約、もしくは往路のみの航空券の予約
経済能力の証明(銀行残高証明または本人名義の銀行通帳のコピー) - 健康診断書
- NIE(外国人登録番号)申請書
- NIE申請費 1,155円(※ 私が申請したときは1,166円でした)
- ワーキングホリデービザ申請に伴う宣誓書
- 返信用封筒
- 旅行日程表
- 日本の連絡先データ用紙
また、スペイン・ワーキングホリデービザ申請に必要な書類の記入方法等は、スペイン・ワーキングホリデービザ申請のための書類一覧・提出方法・注意点まとめ で、詳しく書きました。それぞれの書類の記入方法を書いた記事もありますので、参考にしてください。
スペインワーキングホリデービザ申請書類の「相談・サポート」サービスもご提供中
9月中旬にスペイン・ワーキングホリデービザが無事におりました。申請までの経験や体験・気付き等を、これからスペイン・ワーキングホリデービザを申請したい方のためにご提供したいと考え、ビザ申請書類についての相談・サポートサービスを開始いたしました。
記入代行は行えませんが、記入相談・案内等をお受けいたします。サービス内容については以下からどうぞ。
→ 「スペインワーキングホリデービザ申請書類の相談・サポートサービス」を見てみる
スペインワーホリビザは無事に下りる?
私のところに多くの質問が寄せられます。質問の中にあるのが「無事にビザは下りるのか?」ということ。結論を言うと、ビザが下りる可能性は高いです。
なぜなら、12月の時点でワーホリで来た日本人の方々の話も参考にすると、そこまでスペインワーホリ申請に殺到していない状況だからです。私自身もスペイン大使館で申請した9月の段階では、大使館の方は来た人は30名くらいでしたよと、おっしゃっていました。
2017年の募集定員は250名。2018年には500名に増える予定のスペインワーホリ。まだ、様子見をされている方や、2018年に本格的にスペインワーホリに行くために動き出す方もいらっしゃるようで、私個人の感覚としても、今のうちならビザは無事に下りるのではないでしょうか というのが回答です。
とはいえ、基本的にビザについては、毎年、変化するものだと考えておくべき。これはあくまで想像でしかありませんけど、2018年、2019年と進むにつれて、申請書類が変わったりする場合も考えられます。スペインワーホリに行くなら早めが良いかも?
スペインで働ける?仕事はある?就労状況は?
Twitter経由で絡ませていただいている、スペインを知る先輩方々のツイートを参考にしてみました。
※こちらの記事に関しては、浦川様のサイトで続きをお読みください。
【記事リンク:https://goo.gl/USffky】
スペインワーホリのためのおすすめのスペイン語学習教材
スペイン語ができると、スペインで働けるチャンスがぐっと広がります。渡航前・ワーホリ中にスペイン語の勉強をするための、おすすめの参考書を紹介します。
※こちらの記事に関しては、浦川様のサイトで続きをお読みください。
【記事リンク:https://goo.gl/hgmiWt】
スペインワーキングホリデーは、1年間だけスペインに住める貴重な機会
スペインワーキングホリデーは、1年間だけスペインに住める貴重な機会となります。1年間をどのように使うのかは人それぞれです。
バイトに勤しむもよし、スペイン1周するもよし。期間限定でインターンをするもよし。とにかく、悔いの無いようにスペインを楽しんでください。
※上記記事は、ブログメディアサイト「My Third-Place」から、浦川たろう様のご許可を得て、転載いたしました。
記事名:スペインワーキングホリデー制度・ビザの詳細。いつから? 対象年齢は? 申請条件・申請書類は?仕事はある? 調べてみた
記事URL:https://shumpeiu.com/japan-spain-workingholiday