インタビュー

刀剣乱舞・お気に入りの日本語・納豆飲み放題!?スペイン人女性のBL事情が覗けちゃうレポート漫画記事!

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皆様、こんにちは!
ペピート編集部、オタク記事担当の岩本と申します!

今回ご紹介させていただきます記事は、
スペイン女性からみるオタク文化のお話や、
スペインの女子トークと、
ぶっちゃけ話が盛り沢山!

しかも、漫画で読めます!

「オタク文化分からないしなぁ…」という読者の皆様のために、
オタクじゃない方にも意味がわかる解説も!

これを読めば、今のスペイン人女性から見た
日本の文化がまる分かり!?


さて、最初の漫画ですが、
「刀剣乱舞」というゲームのお話をします。

「何そのゲーム?知らないけど」という方のために、簡単な予備知識を説明いたします。

刀剣乱舞とは

女性向けのゲームです。
キュンとくる男性キャラクターが特徴的で、耽美な王子様系、守ってあげたいカワイイ系、頼れるワイルド系男子などなど…
バリエーション豊富な上にその数、50人以上!

しかも、
完全に男性キャラクターだけしかいない世界なのです!

既に3年以上続いている大人気ゲームで、アニメ化だけでなくミュージカル舞台にもなっています。

2019年には実写映画化も決定していて、ゲームの枠を越えて幅広い展開を見せています。

日本刀をモチーフとし歴史的要素も強い事から、男性にも人気があったりします。
特にゲームを制作しているニトロプラスは、「魔法少女まどか☆マギカ」や「仮面ライダー鎧武」などのヒット作で有名な脚本家、虚淵玄を排出した事で知られ、オタク界隈では最早説明不要の大人気ゲーム制作会社

「ファントム」は勿論ながら「ヴェドゴニア」や「沙耶の唄」と、エッジの効いた世界観と突き抜けた発想性で、次々とヒットを飛ばし続け、2000年代からのオタク文化を語るに外せない存在です。

日本らしいゲームだからこそ海外でもヒット

さて、そんな刀剣乱舞ですが、日本文化を強く打ち出した世界観である事から、国外でも根強い人気を誇っています。

特に、元々このゲームは海外で遊ぶ形は想定されていなかったにも関わらず、
アニメの放送がきっかけになり、インターネットから知られていき、今では中国版も出ています。

刀剣乱舞のみならず、最近のオタク・秋葉原カルチャーはインターネットの普及で、その多くが海外にも知られる事となっていますが、
残念ながら、匿名掲示板や匿名性の強いSNSでしか、反応が伺えません。

ホントの所、どんな風に思われているのでしょうか?

そんな気になる真実を、「刀剣乱舞」が大好きなスペイン人女性に、女性漫画家のレナさんが聞いてみました!

スペインではヤンデレ系が通用しない…だと!?

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漫画の最初に出てくる「長谷部」・「ヤンデレ」とは


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忠義の鑑たる「長谷部」の耽美なるルックス

地味な衝撃ですが、「ヤンデレ」という概念が認識されている事に驚きを隠せません。

「ヤンデレ」とは、ざっくり説明いたしますと、精神的に病んでいるようなくらい執着的に愛情表現をするキャラクターの事を指します。
(解釈は多々ありますので一例です。)

そんなダークな背景からも、オタク専門用語の中でも、かつてはかなりマイナーな言葉でした。

情熱的なスペインでも、流石にネガティブな方面で情熱的というヤンデレは受け入れがたいのかも知れません。

ですが、漫画の注釈でも話されている通り、
長谷部」はヤンデレキャラと決められている訳ではありません。
自身が仕える主への忠義に、
己の全てを捧げている男性です。

だからといって、主以外を何とも思わないような人ではなく、周囲に対し、しっかりとした配慮を持ち合わせています。
そういった器量をもった人間だからこそ、忠義を重んじる事ができるのだと思います。

といっても、日本国内でも「長谷部はヤンデレ」として好んでいる方もいらっしゃったりしますので、
どう捉えるかは、それぞれの自由な所だと思います。
捉え方は違えども、長谷部が好きなのです。

対して、スペイン人女性ネリさんがLOVEな大倶利伽羅ですが…

大倶利伽羅(おおくりから)??なんか凄そうな名前だけど何…?

というようなルックスで、漫画の中にも出てきている光忠といい、確かに力強さを求めている事が頷けます。

tohken-tourabu-bl-spainという流れで、そんな力強さに関して、ネリさんがこの力強さこそスペインでモテる!力強く語る次の漫画をどうぞ!
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ニンニク系男子がモテるのか…。

ではなく。

やはり、我流を行く感じの男性で、マッシブさを感じる系統が特に好まれるというのは、お国柄を感じますね。
耽美な魅力というのなら、長谷部にも感じますが、線の細く、忠義を尽くすタイプではなく、
女性側から寄りかかりたい!と感じれる具合に頼れる男なのでしょう。

光忠といえば、ガクトと似ている事でネタになっていますが、フランスで何かと騒動になったガクトもスペインでなら同じような人気が出るかもしれませんね。

みかつる推しッスか…!

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「カップリング」の基本は、男性と男性が愛し合う事

カップリングというのは、好きなキャラの恋愛的組み合わせの事を指します。
勿論この解説は、ざっくりです。
深く掘り下げると論争の起きる分野ですが、一般的なニュアンスでいう「カップリング」ではなく、主に女性の方が使うオタク専門用語です。

というのも、ここに挙げられている「BL(Boys Loveの略)」のように、基本は男性と男性の恋愛的組み合わせになります。
ここで、「基本が男性?」と感じられた方は、オタクの価値観に染まっていません。

オタクの価値観では、「カップリングの基本は男性と男性」です。

そんな訳で、オタクではない読者の方には分かり辛い所もありますが、
この漫画でも話されている男女カップリング」というのは、
オタクの中では基本ではない好みになります。

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次の漫画です!!

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なぜ「息子」「夫」なのか。

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ネリさんが「息子」「夫」と言っている価値観ですが、これは日本のオタク文化でも同じ所があります。
男性のオタクの価値観に、「○○は俺の嫁!」という愛し方がありますがその表現と同じです。

より親しみを込めて愛情表現するからこそ、家族として扱います。

ただし、少し違和感を感じるのが、女性側からの「息子」「夫」という表現です。
これは日本では類を見難い表現です。

というのも、女性のオタクの価値観では「結婚したい」は存在していても、具体的に家族として表現する事は通常ありえません。
ネリさんのような愛情表現を日本の女性のオタクの方がする場合は、「○○は俺の嫁!」だったりします。
意外に思われる所ですが、「○○は俺の嫁!」という定型文として、愛情表現の最大として使っているのみなのです。

この事から、スペイン人女性ネリさんの愛情表現が日本人の女性のオタク観と違うので、漫画で取り上げられているのです。

こんなにスペイン人女性にも愛されている刀剣乱舞。
スマートフォンで、無料ですぐにプレイできるゲームですので、是非プレイしてみてください!
※ダウンロードは下記の公式HPから出来ます。

【公式HP】


【公式ツイッターアカウント】

スペイン人女性が好きな日本の言葉って?

さて、お次はオタク話以外での日本語をテーマにした女子トーク!

日本人が考え付かない「お気に入りの日本語」

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「しょうがない」は日本人全般の口癖ですが、基本的に消極的な場面に使われますよね。
だからこそ、その言葉を「好き」だと言われる事は、海外からの視点ならでは。

国際交流だからこそ、改めて価値の発見を感じる瞬間です。

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次に、もう一人のスペイン人女性が選ぶお気入りの日本語は…?
tohken-tourabu-bl-spain「桜吹雪」!

尊い…!

ちなみに、スペインでは基本的に花見の文化はありません。

スペインで桜とされるのは、同じ種ながらアーモンドの花ですが、日本のように各所で見られる文化ではありません。
日本人にはあまり知られていない、隠れた名所であるヘルテ渓谷もありますが、

あくまでそういった一部に集中しているので、「桜吹雪」と同じ意味合いの言葉が生まれなかったのも文化の違いを感じる所です。

tohken-tourabu-bl-spain…ちなみに「尊い」もオタクの専門用語だったりします。

納豆はスペイン人女性にも大人気!

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漫画内で使われているスペイン語の翻訳と、一体何の話をしていたのか

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<スペイン語>

“Atsui”seria”hace calor“,porque si usas”

hoy es caluroso“suena extrano y no muy natural

:日本語の「暑い」を意味するスペイン語は「hace calor(「暑い」という名詞)」。
なぜなら、「今日は暑い」を使用すると、それは奇妙に聞こえ、あまり自然ではないからです。

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<スペイン語>

Pero si usases”hoy es un día caluroso“,entonces si que quedaria mas natural

:しかし、あなたが「今日は暑い」を使うなら、それはより自然なものになるでしょう

<解説>

「caluroso」は「暑い」という形容詞。
日本語では形容詞を使って文章を終える表現は自然ですが、スペイン語で使うなら、その後に名詞を付けた方がより自然な響きになります。

なので、2つ目の文章では、「día(日)」を付けて、スペイン語らしい表現を教えてくれています。

直訳では、指摘されている違いが分かりにくいのですが、言葉が違うとルールが変わるという所です。

納豆専門店、納豆食べ放題?

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最後の漫画は、「納豆専門店」「納豆食べ放題」と聞き慣れないフレーズが飛び込んできます。
これはなかなかマニアックな情報です。

このお店は「納豆工房せんだい屋」。
なぜ「せんだい屋」と分かるのかというと、納豆食べ放題サービスがあるお店は、実は世界中探しても「せんだい屋」だけだからです。
納豆大好きフリークな人たちには有名なお店で、日本中の各地域に出店しています。

そして、スペイン人女性ネリさんが、漫画家のレナさんよりも納豆専門店の話を強く語っている所にご注目。
というのも、スペインでは納豆が大人気だったりするのです。
これも、日本ではまだあまり知られていません。

同じ発酵食品であるチーズが愛されているヨーロッパですので、実は不思議な事ではなく
海外進出されている納豆メーカーやフランス人向け納豆があるなど、盛んになっています。

最後のオチで、確かに漫画のネタになっていますが、「どうぞ!」と返す辺りに、愛らしさが溢れますね。

漫画家の紹介

いかがだったでしょうか。
こちらの漫画を描かれたレナは、他のヨーロッパ諸国台湾でのレポート漫画も描かれています。
日常的な目線で描かれつつも、文化的違いの観点から新しくて楽しい発見のある漫画ばかりですので、是非ご覧になって下さい!

レナ様ブログ:ふんわり旅レポまんが

転載元記事:スペイン人ネリちゃんのおはなし


→「シン・ゴジラ」にはスペイン人俳優が出演している。

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岩本 知己

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