Hola, FelizYaYaです。
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男女に限らず人と人との出会いにはロマンやドラマがありますね。
また、日本でも婚活は盛んですので、今回は参考にしていただけたらと思い、
スペイン人の出会い方と婚活事情をお届けしたいと思います。
目次
何十年も幸せな関係で居続けるスペインのカップルたち
一般的にスペイン人がどんな方法で出会っているのか見てみましょう。
私の周りには「幸せを絵に描いたようなカップル」がたくさんいます。
私自身は、日本にいた頃は亡くなった私の両親を初めとして、うまくいかないカップルばかり見てきました。
スペインでは、何十年も一緒にいて尚仲の良い素敵なカップルたちを見ます。
私はいつも驚きと羨望の目で、そんなカップルたちを眺めているのです。
そして、つい気になって、出会いの方法を聞いてみるのですが、以下のような答えが返ってきています。
スペイン人はどんな風に出会っているの?
・身近な人に紹介されて
兄弟や親戚や勤務先同僚といった人たちに紹介されるというのは、万国共通ですね。
ですが、私の周りのカップルでは、このケースは意外に多くありました。
・趣味のサークルを通じて
市が主催しているカルチャーセンターには、様々な違ったタイプの趣味のクラスがあって、そのクラスでの出会いが結構あります。
写真や絵画教室のサークルなどで知り合ったカップルもいます。
私の周りはもちろんダンスを通して知り合ったカップルが多いのですが、彼らの出会いと別れのドラマをたくさん見てきました。
ダンス社会では、独身男性のカップリング成約率はほぼ100%に近いです。
それらの興味あるドラマのお話は別の機会にゆっくりお届けしたいと思います。
【関連記事:「スペインで日本男子がモテるためにダンスをする理由」】
・いろいろなパーティーで
スペイン人は基本的にお祭り大好きな民族です。
年間でいくつものフェリア(地域祭り)もあるし、個人的なパーティーもよく開催されます。
お祭りをきっかけに結ばれるというのも、古今東西お約束ですね。
そう考えてみると、お祭り大好きなスペインでは、告白や出会いの場に困りにくいのかもしれませんね。
・出会い系サイトを通じて
インターネットを使った出会いの方法です。
最近はスペインでも、出会い系を利用している人も大勢います。
知り合いのスペイン人女性などは、自分に合った相手が見つかるまで、何十人もの男性とサイト経由で会っていました。
・ディスコテックで
スペイン人の多くの人が踊ることが好きなので、定番の出会い方です。
若い人専用のディスコもあれば、年齢がミックスされたディスコもたくさんあります。
踊ることが目的よりも出会いを求めてたくさんの男女がディスコに行きます。
…ただし「Easy comes Easy goes」で出会いも簡単なら、別れも簡単なようですが。
ちょっと変わったアプローチの仕方が面白い!スペインの恋愛TV番組
「情熱の国スペイン」らしい国民性があふれる人気TV番組をご紹介いたします。
スペインを知らない日本人の方でも、これを見ると、
いかにスペイン人が情熱的で積極的なのかが分かってもらえるかと思います。
・年配者対象のマッチング番組「Juan y Medio buscando pareja」
20年近く続いている長寿番組で、年配者のみを対象にしたお相手探しのプログラムです。
スペインでは年配者の方も恋愛に積極的なのは当たり前なので、日本人からするとビックリでしょうね。
番組の流れとしてはまず、毎回3人の男女が出演して、司会者が出演者の人となりを紹介します。
それを見た視聴者が、番組に直接電話をかけてデートを申し込むスタイルです。
70代80代の出演者にも、スペイン国内で番組を見ている年配者から何本もの電話がかかってきます。
・一度きりじゃない本当の出会いをつかめ!「First Dates」
毎回8組くらいのカップルが出演し、この番組自体を「First Dates」つまり「初めてのデート」とする番組です。
先程の番組とは違い、こちらはTV局の方で、予めふさわしいと思う相手を選んでおきます。
カップルでレストランにて食事をするまでが1回目のデートとなり、その食事中のアプローチを経て、2回目のデートが成立するかどうかを見守ります。
マッチングが成立すると、2人で街に繰り出します。
放送は終わり、2人だけの2回目のデート、つまり本当のデートが始まる、という所で終了です。
成立しない場合は双方がテレビカメラの前で左右に別れてアディオス!で終了です。
そんな、晴れやかな幸せが溢れるマッチング成立のシーンと、見ている方も何となく寂しさを
感じてしまう不成立のシーンとの落差が激しくて、それぞれのカップルがどうなるかが毎回気になって見てしまいます。
異なった年代同士も当然ながら、ゲイやレスビアンのカップルも毎回含まれます。
ここは国際的なヨーロッパらしい文化で、日本人からするといまだに新鮮な部分ではないでしょうか。
今年で4年目を迎える人気番組です。
どちらの番組も毎日放送されているので、(土日を除く)
トータルするとかなりの数の男女が相手を探していることになりますね。
どちらの番組も相手との組み合わせの選択肢が、少ない数に限られているのが気になりますが、
あまり選択肢が多すぎると、「この人はここがいいけど、あの人のここもいい」で結局迷いすぎて選べない結果になりそうなので、
それを避けたどちらの番組も正解かもしれません。
まとめ
私の印象では日本は愛情がなくなっても冠婚葬祭用に仕方なく一緒にいるカップルが多いような気がするのですがどうでしょうか。
こちらはイヤになったりダメになったりのカップルは比較的早く別れているように思います。
私の周りのスペイン人は皆、イヤになったのに一緒にいるなんてナンセンスで、さっさと別れて次の人を探すべきだと思っています。
周りを見ても、テレビのマッチング番組をみても、
「Everybody needs Somebody」。
誰もが誰かを必要としているって、つくづく納得しますね。
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