初めまして、コンレチェです。
バスク地方に長年住んでいる私が、皆様にバスクの魅力が、ぎゅっと詰まったお勧めのスポットを紹介していきます。
目次
ゲタリアの名物料理「ベスーゴ」と「ロダバージョ」
今回ご紹介する1ヶ所目は、バスク州ギプスコ県ゲタリア(Guetaria)です。
サンセバスチャンから西に約25kmのところにある人口およそ3000人の小さな海岸沿いの港町。
この町に来たら、必ず食べて欲しいバスクの名物があります。
魚の炭焼き料理(Pescado a la parrilla)と
お魚料理に良く合うバスクの白ワイン、チャコリ(Chacoli,Txakoli)です。
魚の炭火焼きはニンニク、オリーブオイル、ビネガーで本当にシンプルに味付けられています。
要するに 素材の魚で勝負したいという港町ゲタリアの自信の表れなんです。
特にお勧めなのが、スペイン語でBesugo(べスーゴ)、Rodaballo(ロダバージョ)と呼ばれる真鯛とダルマガレイです。
炭焼き独特の香ばしい味わいが、新鮮な魚を更に美味しく仕上げてくれて、まさに バスクグルメの王道と言える一品。
気になる価格は、1匹いくらと決まっている訳ではなく、重さによって変化します。
シェアする人数に合った大きさの魚を準備してくれるので、一人で大きな一匹を食べることになるのではないかと心配する必要はありません。
- Rodaballo(ロダバージョ)
- Restaurante Elkano
ゲタリアの地酒「チャコリ」
炭火焼料理を待つ間に、是非飲んで頂きたいのが、
バスクの海岸付近にある山の傾斜で生産されているチャコリ(Chacoli,Txakoli)です。
さっぱりとした味わいで、微炭酸の白ワインになります。
標高が高く、海岸近くで生産されているため、葡萄は大西洋の恩恵を最大限に受け、
ミネラルを豊富に含むフルーティーでアロマが高いお酒として仕上がっています。
バレンシアガミュージアムでゲタリアのファッションを堪能!
お腹が一杯になった頃、食後の散歩を兼ねて訪れるのに是非お勧めなのが、
ゲタリア生まれのファッションデザイナー、バレンシアガ(1895-1972)の美術館であるバレンシアガミュージアムです。(Cristobal balenciaga museoa)
ココシャネルやクリスチャンディオールと同じ時代に活躍し、世界でも名をはせたバスク人のデザイナーとして有名です。
バレンシアガの生い立ちや作品が多数展示されていて、ファッションに興味がある方に是非お勧めです。
Cristobal balenciaga museoa(バレンシアガミュージアム)
11月-2月
火曜-日曜 10:00 – 15:00
3月-10月
火曜-日曜 10:00 – 19:00
7月-8月
毎日 10:00 – 20:00
入場料 10 ユーロ
ゲタリアのお土産にオススメ!絶品のアンチョビが手に入るお店「Maisor」
ゲタリアの旅を満喫したら、最後に家族やお友達にお土産として持って帰りたいのが、ゲタリアの魚屋が営んでいるMaisorの魚の缶詰。
特に、カンタブリア海で釣れるアンチョビの缶詰がお勧めです。
驚くべきことに一匹ずつ手作業で丁寧にさばき、小さな骨を取り除いてあります。
アンチョビの瓶詰めが塩辛く、小骨が多く色の悪いイメージはMaisorの缶詰で大きく覆される事でしょう。
お値段は少々高級ですが、納得の美味しさです。
MAISOR
Getaria
Edificio Astillero, Puerto 3
20808 Getaria
10:30 a 14:00 / 15:30 de 18:30
6月-10月 (8/6クローズ)
10:30 – 14:00 / 16:00 – 19:00
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