こんにちは!アンダルシア地方、アルメリア在住の宇治です。
今回はスペインを旅行する際に良く見かけるものを紹介します。
第1回目は特にカテドラル(キリスト教の大聖堂)と闘牛場についてです。
同じものでも、その街ごとにそれぞれ違った特徴があります。
1. カテドラルに行ってみた (catedral)
スペインではキリスト教のカトリック信者が圧倒的な数を占めます。
カトリック信仰の中心となる聖堂はカテドラルと呼ばれ、それぞれの地域ごとにあり、通常の教会より大きめです。
私の住むアルメリアにもあり、先日行ってきました。
カテドラルの形はそれぞれ少しずつ違いますが、内部にはよくステンドグラスがあったり絵が飾ってあったりします。
このカテドラルは1562年に建てられたものです。
どのカテドラルでも思う事ですが、こんな昔にどうやってこのような精巧なものを石で建てられたのか、驚くばかりです。
こちらは、私の留学していたマラガのカテドラル。
塔が1つしか完成しておらず、ラ・マンキータ(La Manquita 片腕の貴婦人)と呼ばれます。
こちらはスペインでは1番、ヨーロッパでは3番目に大きいセビージャのもの。
カディスという町のカテドラルも大きく見栄えがし、遠くからはドームが見えます。
こちらはムルシアのもの。
左手に見える塔を登ったらこんな景色が見られます。
北スペイン、サンティアゴデコンポステーラ。
巡礼者が目指すカテドラルです。
ちょうど修復中で見られず残念でした。
2. 闘牛場に行ってみた (plaza de toros)
少し変わった楕円形の小さめなこちらは、ミハスという町のもの。
日本ではスペインの代表的なイメージの1つが闘牛ですが、愛護的な観点から闘牛に反対する人も多くいます。
実際、見てみるとかなり残酷である事は確からしいです。
バルセロナのあるカタルーニャ地方では闘牛は禁止されており、昔の闘牛場の1つは今、ショッピングセンターになっています。
闘牛が実際に開催されていなくても、闘牛場によっては、上の写真の様に中に入って闘牛場だけを見ることも出来ます。
次回以降の記事では、これもまたよくスペインで見かける、アルカサバ(alcazaba 砦や城塞のこと)や、アンダルシアの白い家々の村について紹介したいと思います。