バスクからこんにちは、コンレチェです。
前回、バスク地方の魅力的なスポットの一つとしてゲタリアを紹介させていただきました。
第二回目はバスク州にあるワインの里とワインに合う食べ物について書きたいと思います。
目次
ワインの里「リオハ・アラベサ」
バスク州では葡萄の栽培が大変盛んですが、特にリオハ・アラベサ(Rioja Alavesa)と呼ばれる地域はカンタブリア山脈に囲まれており、北部から吹き付ける冷たい風を山脈が遮り、通年気候が安定していて、ワイン用の葡萄の栽培が特に盛んな地域です。
大小様々ですが現在でもこの辺りには400軒を越えるワイナリーが点在していて、まさにスペインを代表するワインの里です。
中世の景色が生きている街「ラグアルディア」
ラグアルディア(Laguardia)は、10世紀に攻め込んでくる近隣王国からナバラ王国を守る為に、当時のナバラ王サンチョ7世により建てられた要塞にぐるりと囲まれた小さな村。
そんなリオハ・アラベサの中世の街並みが今もなお丁寧に保存されているラグアルディアを散歩しながら、産地の美味しいワインと、ワインにぴったりの名物の子羊のラムチョップ(Chuletas de cordero al sarmiento)、じゃがいものリオハ風煮込み(Patata a la riojana)を頂いてみては如何でしょうか?
ブドウの枝で焼き上げる!香り高い名物料理「子羊のラムチョップ」
美しい町並みを散歩した後は、美味しい土地のワインとワインに合うお食事を是非頂きたいですね。
この辺りで有名な名物と言えばやはり、子羊のラムチョップ(Chuletas de cordero al sarmiento)です。
Sarmientoと言うのは、葡萄の枝を使って焼き上げる調理法です。
葡萄の枝から出る独特の香り、味わいがラムチョップに移り、大変香ばしく美味しく焼き上がります。
葡萄の里ならではの一品です。
恥ずかしがることなく、手を使って食べて全く問題はありませんよ。
名産のジャガイモがホクホクと温かい!「リオハ風煮込み」
葡萄以外にもう一つ有名なのはじゃがいもの生産です。
広大な土地を利用して大規模にじゃがいもの栽培が行われています。
そのじゃがいもを使った素朴な一皿が、じゃがいものリオハ風煮込み(Patata a la riojana)です。
じゃがいもをチョリソ、パプリカパウダー、玉葱、ピーマンなどで煮込んで作られたお料理です。
先程のラムチョップと同様、味がしっかりしていて、ワインにとても合うお料理なので、是非一度お試し下さい。
ここでしか手に入らないワイングッズが盛り沢山
そして、最後はラグアルディアの町で販売されているワインに関連したグッズをご覧になっていってはいかがでしょうか。
葡萄のデザインのサンダル、ワインの味のチョコレート、ペンダントにキーホルダー、ここでしか入手できない様々なワイングッズが販売されています。
色々なお店を巡って、是非素敵な記念の品を見つけて下さいね。
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