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スペインで子どもを小学校に入れる方法

スペインでもマドリッドやバルセロナなど大都市には日本人も数多く住んでいます。
マラガ区域はそれほど日本人の数は多くはありませんが、それでも単身赴任者もいれば、スペイン人と結婚した人、ご主人の赴任で共に住んでいるご夫婦や、退職後お二人でこちらに住んでいる人などいろいろいます。

今回は子供がいたら避けては通れない、こちらで生活している子供を地元の学校に入れる方法をご案内します。

1.スペインで出産した場合の子供の国籍は?

まず最初に子供がこちらで生まれた場合の国籍について見てみましょう。
両親が外国人の場合も、どちらか一方がスペイン人の場合も、以前はスペインで生まれた子供は自動的にスペイン国籍となっていたようです。
スペインは頻繁に法律が変わることはよく知られていますが、その後法律が変わり、現在はたとえスペインで生まれても自動的にスペイン国籍にはなりません。

両親のどちらか一方がスペイン人の場合は出生届を出せば、子供はスペイン国籍になります。

両親が共に日本人の場合は、3ヶ月以内にスペインと日本両方に出生届けを出せば、日本国籍を取得できて、生まれて1年経てばスペイン国籍取得の申請ができるようになっています。

但し日本もスペインも二重国籍は認めていませんので、生まれた子供が22歳になるまでにどちらか一方の国籍を選ばなければなりません。

まとめると…


※スペイン国籍を取得する場合

【旧】
・スペインで生まれた子供は、両親の国籍に関係なくスペイン国籍

【新】
両親の片方がスペイン人の場合

→スペインで出生届を出せばスペイン国籍取得

両親が共に日本人の場合

→スペインで出生届を提出。
出生1年後、スペイン国籍申請可能

※日本国籍を取得する場合

・出生後、3ヵ月以内にスペインと日本両方に出生届を提出


ただし子供の国籍取得には関係なく、小学校の入学手続きはできます。

2.スペイン小学校のシステム

日本でいう小学校はこちらの”Escuela” “Primaria”で、私の孫娘が行っている学校は “Colegio”と呼ばれ英語の“School”にあたりますが、こちらでは小中学校をさします。
ちなみに高校は“Instituto”で、大学は“Universidad”です。

スペインの小学校は3歳児からの入学となります。
小学校入学前は幼稚園や保育園にゼロ歳から3歳まで行きます。

日本と違って新学期は9月から始まります。
ですから終業式は夏休みが始める前ということになります。

学校の休みはクリスマスと新年にかけての冬休みと、4月は宗教行事の聖週間の1週間が春休みになります。
この時期の休みは日本のゴールデンウィークに近い感じです。
そして終業式が終わると長い夏休みの始まりです。

3.入学の手続きは?

スペインの学校は9月からスタートするので、その年の3月に親が学校に行って申請します。

申請用紙は、学校かもしくは市役所にあります。
事前に用紙を取りに行き、必要事項を記入して、3月中に手続きをします。

学校選びについてですが、通常は自宅から一番近いところにある学校を選ぶのが一般的です。
ただ2つの学校の丁度中間地点に自宅がある場合はエリアごとの、通学区域の指定によって学校が決まるようです。
どこの学校も子供の国籍は関係なく受け入れています。

例外として私の孫娘が通う学校の隣にはもう一つ学校があり、そこの学校は地域に住んでいるジプシーの子供たちや、もう一つの学校に入学できなかった外国人の子供たちが多く通学しているのであまり学校自体の評判はよくありません。

4.通学や学童保育は?

こちらの小学校通学で集団登校はしません。
必ず親が児童に付き添って送り迎えをします。

通常の3~6歳児クラスは昼食をとらなければ、そのまま2時で帰る子供もいます。
給食は食べるか食べないかを選べます。
ふつうに終わるのが3時で、その後、学童保育に残る場合は5時までとなります。

学童保育の時間には様々なアクティビティが用意されています。
有料ですが、子供たちは英会話・ダンス・お絵かきなどのクラスに参加することができます。

5.まとめ

日本と同じで年に2回くらい学校の発表会があり、歌やダンスなどクラス全員が先生の指導のもとに趣向をこらした衣装を着て親たちに練習の成果を披露します。
終業式には終了の賞状が1人1人に手渡されますが、男の子も女の子も目いっぱいのおしゃれをして、この日はお化粧もOKなのです。
またハロウィンでは各自がドラキュラや魔女など衣装を着てバッチリメイクも決めて登校させるのにはびっくりです。
みんな楽しそうでいいですよ。

FelizYaYa

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ブログ:
Feliz YaYaのスペイン便り/ダンス三昧 in Spain
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SPAIN YaYaの部屋
http://luriaki.wixsite.com/spainyaya-jp

ブログ説明:
東京生まれ、2001年よりスペインのアンダルシア地方、マラガの地方都市に移住して一人娘と現地で生まれた孫娘2人も近くに住む。
スペインでの本職は指圧マッサージ師だけれど、現在はプロのライターとして日本の会社数社と契約し、様々な記事を執筆中。
それ以外では「トラベロコ」https://traveloco.jp/loco/FelizAK55に登録して個人ガイドとしてアテンド業務をこなす。
その他にも、「スペインでダンスレッスン」https://www.dancezanmaispain.com/のブログにあるように、
マラガに滞在してダンスレッスンを受けるダンス三昧を企画して、アテンドも行っている。
スペインでの生活や日常生活中のエピソードは「FelizYaYaのスペイン便り」http://ameblo.jp/feliza55
アメブロにて発信中。

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