初めまして。
私は大学卒業後、約5年半のサラリーマン時代を経て念願のスペイン留学へ旅立ちました。
学生時代から第2外国語で学んでいたスペイン語を「現地で学びたい!」という思いを捨てきれず、脱・日本を決意しましたが、そこで留学先に選んだのはスペイン北部・ガリシア州の州都サンティアゴ・デ・コンポステーラ。
「そのサンチャゴなんとか、、、ってどこなの?」と日本でも知っている友人はほとんどいませんでしたが、私が初めて訪れたのは実は6年前。
東京のコンクリートジャングルにはない、静かな石畳みの街並みと世界遺産の大聖堂に感動し、「常に歌って踊りまくる、情熱的なスペイン」のイメージがひっくり返されました。
マドリード、バルセロナetcとはまた異なる魅力あふれる¨アナザースペイン¨ガリシア州での8ヶ月の留学体験を、ざっくばらんにお伝えしていきたいと思います。
目次
スペイン、サンティアゴ・デ・コンポステーラに来るべき理由。
1.世界遺産の街並みが美しいから
サンティアゴ・デ・コンポステーラはローマやエルサレムと並ぶキリスト教の聖地。
また1000年以上続くEl Camino de Santiago(サンティアゴ巡礼路)の終着地でもあり、1985年に世界遺産に登録されました。
日本では見られない旧市街の街並みは歩いているだけでも飽きず、迷路のようです。
2.治安が良いから
他の都市ではスリ等もあり、カフェで荷物を置いたまま席を離れるなんて考えられない!と言いますが、ここでは一度も被害に遭ったことはありません。
大学都市で学生も多いので治安も比較的良いですが、平和ボケしないようにしましょう!
3.お酒がソフトドリンクよりも安いから
「スペインではワインが水より安い。」…都市伝説ではありませんでした。
ビールもスーパーで1缶=1€ほど。
さらにドリンク1杯頼めば、ほとんどのカフェやバルで「タパス」、2・3種類ほどのおつまみがついてきます。
これはバルセロナ等には無い習慣。
お財布にも優しいです。
4.スペイン随一の海の幸が美味しすぎるから
大西洋に面しているガリシア州は漁業が盛んで、なんとスペイン全体40%の魚介類を生産しています。
日本でいうと東北地方や北海道のような感じでしょうか。
煮る・焼くだけのシンプルな味付けや缶詰めでも十分美味しく、一度食べたらやみつき。
5.神秘的な自然にあふれているから
初めてサンティアゴの空港に着いて驚いたのは、近くを馬や牛がのびのびと歩いていたこと。
手つかずの自然が残されている緑の大地で、都会にはない体験が出来ます。
6.人柄が日本人と通じるものがあるから
スペイン人の間で「ガリシア人は閉鎖的」というステレオタイプがありますが、確かに「明るくてダンスやパーティー好き」といった典型的なスペイン人のイメージとは違います。
ただ初めはシャイでも少しずつ信頼関係を築いていけば、一生の友達になれるのがガリシア人。
その距離感は日本人と似ているので、親しみやすいのではないでしょうか。
まだまだ尽きませんが、さらにディープな魅力を今後もお伝えしていきます!
まずは「サンティアゴってチリじゃないのね」ということを知って、ガリシアに興味を持っていただければ幸いです。
次回はいざ留学に至るまでの具体的な手続きとちょっとお得な裏ワザをご紹介します。